• 目がぐるぐる回る
• 体が浮いているように感じる
• 頭がふわふわする
• ふらふらすることがある

脳からくるめまい（中枢性眩暈症）の特徴

脳幹や小脳の障害が多く、フワフワ浮いた浮動性眩暈となることが多いです。
半身麻痺や呂律障害など脳神経症状が出現時は特に危険な状態です。
脳梗塞や脳出血、脳腫瘍、脳底動脈循環不全などの初期症状として起こる場合も多く、早期発見・早期治療が非常に重要です。

耳からくるめまい（末梢性眩暈症）の特徴

内耳の障害が多く、グルグルと強く回る回転性眩暈となることが多いです。
眩暈以外にも耳鳴り、難聴、耳閉感が出現することもあります。
良性発作性頭位眩暈症、メニエール病、前庭神経炎、突発性難聴、外リンパ漏などがあります。

その他のめまい（循環障害や内科的要因）の特徴

高血圧や低血圧、降圧剤の効き過ぎ、不整脈などの循環障害、低血糖や貧血、ストレス、精神的・肉体的疲労、自律神経障害などの内科的要因が原因の場合もあります。
筋緊張や頸椎椎間板ヘルニアなどが原因となる頸性眩暈症、気象病による、お天気眩暈症や加齢に伴う各臓器の衰えが原因の場合も多くみられます。

対処療法と原因治療、予防的治療（眩暈発症早期は再燃しやすいため）があります。
「めまい」で悩まれている方は一度ご相談ください。